マラソン初心者が52歳でフルマラソンを完走するまで
如何お過ごしですか?
昨年私は、
52歳でフルマラソンを
初チャレンジ、初完走しました。
子供のころから長距離走は苦手で、
マラソン大会の度、サボっていました。
そんな私が、何故走り始め、
どのようにして、
フルマラソン完走に至ったか?
そのあたりを順を追って
お話していきます。
目次
- 走り始めた理由
- 最初に始めたこと
- トレーニング方法
- 参加したマラソン大会
- フルマラソン完走の感想
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1.走り始めた理由
ほぼ半世紀近く
ずっと避けてきたマラソン。
始めたきっかけは、血糖値です。(笑)
つまらない理由ですみません。(笑)
健康診断で毎年引っ掛かりまして
医者から ”いい加減にしろ” と。
それで運動のために始めました。
これが大きな理由です。
そしてもう一つ
小さな理由があるのですが、
50歳を目前にして(当時48歳)
何か新しいことに
チャレンジしたかった。
人生に行き詰って
いたのかもしれません。
それらを解消するため
始めたのは、
実はウォーキングなのです。
2.最初に始めたこと
そうなんです。
全く走れません。
当たり前ですよね。
今なら分かるのですが、
当時はどうすればと悩みました。
そこでウォーキング。
近くの河川敷をお年寄りの
方々と一緒に、
毎日1時間、歩きました。
毎日毎日、それを2か月続けました。
その頃には毎朝会う
お年寄りの方々とも
挨拶をするようになりました。(笑)
そうしてようやく3か月目から
本格的なトレーニングが始まりました。
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3.トレーニング方法
本格的といっても
まだまだ初心者ですので、
少しずつです。
最初は30分の工程を
最初の5分だけ走ります。
残り25分は歩きます。
ただ早歩きで。
これを1週間続けます。
2週目、最初の5分走り
残り20分を早歩き、
最後の5分をまた走ります。
これをまた1週間続けます。
このように30分の工程を
少しずつ走る時間を増やし、
私の場合は、約2か月掛けて
30分走れるようになりました。
※ 最初のうちは
ストップウォッチは欠かせません。
ここまで、約4か月。
ここから、タイムを気に掛けて
走るようになりました。
30分で5km 6分/km
このペースで走れるように
トレーニングします。
ちなみに、
ここからトレーニング頻度は
週3、4回くらいです。
このペースで毎日は
私には無理でした。(笑)
こんな感じで30分で5km
達成を目指します。
4.参加したマラソン大会
30分で5kmを達成して
マラソン大会にエントリーしました。
最初は、10km。
大会まで3か月の状態で
10kmのトレーニングに
入りました。
10kmを、6分/kmはきついので
6分半/kmくらいから
始めました。
こうして、初マラソン
に参加しました。
それは何と、スノーマラソンです。(笑)
皆さんイメージ出来ますか?
思い描いた通りです。
雪道を走るのです。(笑)
もちろん除雪された状態の道を、
とは言っても、圧雪状態ですが、
特設コースを走る感じです。
実は私、雪道もトレーニングします。
こんな道なんですけど。
結構、皆さん走ってます。
ですのでこんな感じを
連想して頂ければ。
話は逸れましたが、
雪道を走るスノーマラソン。
1月開催です。
本当の目標は5月の
ハーフマラソンでしたが、
マラソン大会の雰囲気を知りたく
参加することにしました。
結果は、1時間3秒。
6分/kmまであと僅かでしたが、
初マラソンにしては上出来かなと。
前年の4月から始めたので
ここまで8か月。
この後、5月のハーフマラソン
完走。2時間25分。
7月のハーフマラソン完走。
2時間20分。
ここまでは、順調にタイムも伸び、
楽しくて仕方ありませんでした。
この後、翌年の5月まで
マラソン大会に出られなくなるとは、
その時には思ってもいませんでした。
地震と台風。
この影響で、
エントリーしていた大会が、
二つも中止になったのです。
翌年5月のハーフマラソンで
惨敗し、
再び、トレーニングの日々が
始まります。
6月・7月でハーフ、30kmと
参加し、いよいよ9月の
フルマラソンに挑戦となるのです。
5.フルマラソン完走の感想
タイトルに少し遊び心を、、、、。
結局、9月の本番まで
41.195kmを走り切ることは
出来ませんでした。
本番まで、というか
本番も正確に言うと
完走とは言えないかもしれません。
28km~40kmまで
1kmごとに歩き走り繰り返して
約5,6kmは歩いている感じです。
制限時間の6時間30分以内に
ゴールすれば完走となるようです。
5時間50分、最終タイムです。
通常は、5時間30分までというのが
一般的なマラソン大会の
制限時間なので、まだまだです。
最後の2kmちょっと
ぼろぼろになりながら、
でも、妙に “ハイ” の状態で
ゴールだけを目指した経験は、
人生に於いて、かけがえのない
1ページになったと言えるでしょう。
まだ、先があります。
この先、2ページ・3ページと
自分の中の宝物を増やすべく、
日々、精進します。
お付き合い、有難う御座いました。
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