ミクタギ

140字の風景(アラカルト)

ツイッター小説 140字の風景(アラカルト)

140字の風景(アラカルト)③ 仙台 前に帰ったのはいつだったか? 仙台駅の手前、 長町駅で降りた。 原っぱが広がっていた この土地は再開発で 高層マンションや 大型店舗が広がり始めている。 そんな街並みを通り抜け 我が家へ向かう。 ここは...
140字の風景(連載)

ツイッター小説 140字の風景(連載)

140字の風景(連載コーナー)② 走れミクタギ君!(BY ゆこりん) 1. 我が社は社員数千名。 その朝は各部署による 徹底した朝礼から始まる。 それぞれの持ち場で 皆、緊張した面持ちだ。 私も例外ではない。 「ミクタギ君、何をしている?」...
140字の風景(ゾッとする)

ツイッター小説 140字の風景(ゾッとする)

140字の風景(ゾッとするお話)② 呆然 時刻は20時。 みんな既に退社している。 正面玄関から 残業組も消えていく。 そんな中で自分は 足取りが軽やかだ。 これから部長との特別な時間。 不倫という形だか 奥さんとは冷えきっている いづれは...
140字の風景(面白い)

ツイッター小説 140字の風景(面白い)

140字の風景(面白い系)② 飴ちゃん 悪夢に悩まされている。 連日連夜だ。 もう夢か現実かも。 恐ろしい女が追ってくる。 マンションのエレベーターで 寸での所で逃げ切る。 安堵していると 目標階に行く途中で止まった。 まさか? 扉がゆっく...
140字の風景(恋愛)

ツイッター小説 140字の風景(恋愛)

140字の風景(恋愛系)② 嘘 ウソをつく時 小鼻が膨らむ。 それが君の癖だった。 いつの頃からか 克服したんだね。 全く気付かなかった。 必死で押し隠したのか? 愛が無くなったのか? 確かめるために 最後に質問した。 俺を愛していたのかと...
140字の風景(連載)

ツイッター小説 140字の風景(連載)

140字の風景(連載コーナー) 夏暁の風(by chakako) 1. 夏の息吹きを感じる 木々たちの勢いが 少し控えめになった頃 僕は彼女に出会った。 運動不足解消にと 毎朝のジョギングを始めた。 ある朝、彼女は突然現れた。 軽快な走りを...
140字の風景(怖い話)

ツイッター小説 140字の風景(怖い)

140字の風景(怖~いお話) 学校(恐怖シリーズ みかさん) 半世紀近く前 まだ小中学校に 宿直室があった頃。 当番日の夜 仮眠を取っていると ピチャピチャ水の滴る音が。 水飲み場かと思い 部屋を出て向かう。 しかしどの蛇口からも 水は出て...
140字の風景(感動)

ツイッター小説 140字の風景(感動)

140字の風景(感動系)② 線香花火 パチッ!パチッ! 眼前に拡がる煌めき。 数秒で炎の滴が落下する。 そして次に火を点ける。 夏の風物詩とも言われる。 昔はみんなでやったな。 誰もいなくなった庭で呟く。 楽しかった思い出に浸りながら 目の...
140字の風景(アラカルト)

ツイッター小説 140字の風景(アラカルト)

140字の風景(アラカルト)② 愛妻 夏は冷酒に真イカの刺身。 妻の気遣いが嬉しい。 冬は温めの燗と 炙ったイカかな?笑 そんな戯れ言を 呟きながら杯を進める。 私にも頂戴! 空いた盃を突き出す。 注いだ酒を 一気に呑み干しおかわり! 付き...
140字の風景(アラカルト)

ツイッター小説 140字の風景(アラカルト)

140字の風景(アラカルト)① 誤算 搭乗手続きの後 出発の案内を待つ。 何とか逃げ切れそうだ。 1時間もすれば機上の人。 証拠は全て処分した。 自分に繋がるものは何もない 。 それにあの金は 表には出せない。 スマホで残高の確認をする。 ...