いつか、虹の向こうへ ネタバレなし(伊岡瞬)
序盤抑えるべきポイント
相関図
本編あらすじ
尾木遼平は、元刑事である。今は警備会社で昼となく夜となく働いている。
彼は妻とも離婚している。この家も間もなく財産分与と慰謝料で人手に渡る。そんな家に奇妙な同居人たちがいる。
石渡久則。柳原潤。村下恭子。尾木と同様に訳アリの彼らにとってここは静かに暮らせる場所。
傷ついた鳥達が羽根を休める場所……。
そんな所に迷い込んだ太陽のような存在の高瀬早希。
彼女の存在は、他の同居人の凍り付いた心を少しずつ融かしていった。
尾木との出会いも運命だったのか?裏切りと絶望、諦め。刑事を辞めてから冷めた気持ちで生きてきた彼の心も、何かを感じ取ったのかもしれない。
早希との出会いが同居人達の心に変化を与えた。
そんな早希がある日消えてしまい、彼女を訪ねて男がやってきた。血眼になって探している。
彼女は何者か?そして翌日、男は死体で発見された。陸橋から転落したらしい。死亡推定時刻の直前に早希と一緒にいた事が目撃されている。
彼女がやったのか?尾木の元にも、かつての同僚たちが事情聴取にやってきた。
早希は殺人を犯したのか?
警察同様に早希を探す者がいた。死体で発見された男・久保裕也は広域暴力団会長の甥。メンツを守る為、警察より先に早希を探し出し落とし前を付けるのが彼らの目的だ。
早希と尾木の関係を探り出した彼らは尾木を襲撃、彼に早希の捜索を命じた。しかし彼は早希が犯人ではないと考えていた。
ここから図らずも、尾木の刑事のような捜索が開始されたのである。
尾木は早希の無実を証明できるのか?
ネタバレなしで本編を楽しむ
明け渡し間近の家に集まった訳アリ人生の4人。
そこに迷い込んだ高瀬早希。彼らの人生は何処でどう狂ったのか?
それぞれの過去が徐々に明かされる。
そして早希の巻き起こした事件は本人も含め、大きな波紋を広げた。
警察、暴力団、それらを取り巻く人間関係。
多くの人達を巻き込み、様々な悪意・後悔、そして信頼。
その先に彼らを待ち受ける者は……?
土砂降りの雨に打たれてずぶ濡れになった雨上がり、彼らの視線の向こうに虹は見えたのか?
読者の感想
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余りにも悲しい結末……。
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こんなにも壮絶で素晴らしき女の人生……。
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